合同会社ネクストワンの設立にあたって

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 平成が最後の月を迎え「令和」という新しい時代を迎える歴史的な節目となったこの4月。新しい会社ネクストワンがスタートを切りました。共にファンドレイジングを学び偶然にも同じ沿線に住まう4人が出会い、共通の背景を拠り所にして語り合ううちに、やがて共感しひとつの旗を掲げることはある意味で必然であったように思います。

どの国も経験したことのないスピードで少子高齢化が進む日本は、年金や医療で財政負担が増大し、政府だけでは社会福祉や公共サービスを十分に機能させることが難しくなりつつあります。一方企業はグローバル化の進展とは裏腹に新ナショナリズムともいうべき保護主義の波にさらされ、自由で開かれた経済活動が脅かされています。多くの社会的課題が同時に顕在化し複雑に絡み合っている課題先進国の日本において、誕生から20年を迎えたNPOは社会的課題解決の第三の担い手として、政府や企業がうまく対応できない隙間を埋めてその存在感を増しつつあります。多くのNPOが従来の考え方によらず柔軟な発想や行動様式で、政府や企業、一般市民を巻き込んでレバレッジを効かせながら社会を変革するダイナミズムを生み出しています。ネクストワンは組織の運営だけではなく、より大きな社会的な枠組みの中で、NPOが生み出す知的な価値やネットワークや活力を生かし、社会に対する影響力を共に高めていきたいと思っています。

サスペンスの神様として知られる映画監督のアルフレッド・ヒッチコックは生涯に53本の作品を撮りました。それらのフィルムを積み上げるとゆうに背丈を超える写真がつとに有名ですが、一番好きな作品は?と尋ねられると彼は常に「ネクストワンだ」と答えたといいます。次の作品こそがベスト。常に次に向かってベストを尽くす。ひとつ次の未来を切り拓いていく。そんな思いを社名に託しました。社会をよりよく変えていこうと果敢に挑戦する多くの仲間たちと共に私たちもまた、私たち自身のネクストワンを築き上げていきたいと思います。「令和」というネクストワンに・・・。

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